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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
人生は激動だ
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お慕い申し上げておりました

お慕い申し上げておりました

貴方の獅子の様な心 鋼の様な四肢

それらは詩誌に刻まれるでしょう


わたくしは弱いから 儚く消えれば 楽になれるだろう

だけど一度きりの人生を安楽にすごそうだなんて


失礼なんです 他の苦しみを抱えた人達に

みんな頑張って生きています 途中でぶっ倒れる人も居ます


貴方は高潔だからわたくしは好きなのです

負けない力で 振り絞る汗 その美しさ 眩暈覚えますわ


例え貴方が負けたとしましょう

でも窓からそっと貴方の部屋を 心の灯消え去り寂しそうな貴方の心を

焔で温めましょう 奇跡も魔法もありますわ それは人類に対する愛です


簡単に手に入ります 人の心を 揺さぶる魂で生きれば貴方の身近な人間は

多幸感を感じるでしょう それはあなた自身の起こした地震なのです


この世を去らなければならない人の気持ちが必ず分かる時が来ます

貴方をお慕い申し上げているから長生きして欲しい 

でも葛藤から解き放れて 安心して眠りについて欲しい


人間の心臓は一つですが 心は沢山あるのです 

貴方はそれを良く知っているからわたくしの心揺り動かして切なくさせてしまう 

それが我々が持っている奇跡 魔法


どんなに離れていても貴方を思わない日は無い そう言ったら信じて貰えるかしら


本当の事は残酷だから 悪に染まる位ならば 

わたくしも貴方も 心殺めてしまいましょう


その時が何時か来てしまう悲しさに愛すれば愛するほど写真の様に貴方のお姿が

頭に浮かぶのです だから 貴方は今を生きて下さい 過去を振り返らないで


獅子の心で 四肢動く限り 

ならば墓碑には そっと一言 「有難う」そう花を手向ける人が言うでしょう

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