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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
人生は激動だ
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人の弱さ

混乱する中 自分を探していた

暁の光に答えを見出せた気になっても

夕暮れまで待てない


人は人の心を理解しようと努める

そして真似をする 良い事も悪い事も


生きている事の寂しさも一人だから感じられる嬉しさ


そんな綻びにしがみ付いて 知らぬ間に何かに依存して

僕は自分を永遠に失うんだ


機械になれれば楽なのかな それも人の作りし物

どうすれば便利になるか そんな事ばかり追求して


一人の道 汚れ切った自分を見つけた時の絶望感

打ちひしがれて 下を向く


こんな弱さだって 誰かに見せられる物では無いと知っていても

嫉妬とか羨望とか 失笑の幻聴


全てが幻なんだ 言い聞かせて 人に世捨て人だねって笑われて

でも誰かに強く抱き締められたい 強く抱き締めたい


そんな自分を変えたい でもそのままでも良い

自分の心 ベクトルが定まらないまま煩悩に喰われる


傷付け 傷付いて 涙を流して後悔する

眠れない夜も 朝陽の眩しさも何かが違う 

骨折したような痛みと共に 

我慢しながらたった一つ手に入れたい物がある


ゴミの様に汚れて血反吐を吐いても 生きる気力を下さい


排除する事が簡単だから 人は自分をどんどん弱め老いていく

人の言う事も聞けない プライドが邪魔をして


確かに見えていた将来へのビジョン テレビジョンの砂嵐の様に翻弄されるだけ


今更嘆いていても始まらないとしても 投げやりになってしまう自分の愚かさを

誰かに聞いてもらいたい 心の叫びを その人は僕を弱い人間だと捨て去るだろう


ただ孤独である事だけが僕の頭を狂わせるけれど  

それでも雲の上は青空 何も無いけど空虚でも無いそんな風に

虚仮おどしでもいいから 吠えて見せろ 誇り高き狼の様に



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