表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
死とはモーツァルトを聴けなくなる事だ
831/900

人一人

人一人たたずんでいた

人一人では生きていけない事 知った


だから模造品を作って命を吹き込んだ

それが神のお話 地球と言うジオラマ


創世された僕等が生きる意味について考え出すのに

時間なんて要らなくて


それから私達は何度恋をしたでしょうか

男と女がいる事の不可思議 でも自然で


増えすぎた人類への信頼は長い時間がかかる

恐れをなして震えていた少年


世界を救う ゲームや映画みたいな事を

実現させるには弱すぎて虚構へ逃げ込みたいと願えど

魂は入れ物としての役割を堅持する 命を守るために


生命うみのスープが人間の構成物質 必要で不必要

一体何程の事がこの僕等に出来得るのでしょう


余りにも脆い心と身体 バラバラに割れて幾つもの自分がいる

分裂する思考と細胞 生きていながらも死んでいる量子の均衡


遥か彼方旅立った 武器も言葉も持たず 真理を求めて

みんなが知りたい事は 何時でも秘密にされているから


そして悩みが生まれた ロゴスからパトスへの変換 

孤独である事の悲しみについて答えなんて無いから

でも分かり合えると信じたい この惑星ほしの中でずっと


生きるんだ それしか 希望は無いから

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ