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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ゲンテンカイキ
825/900

Final Love Song

君と夜の川べりで 

イヤフォンで一緒に聴いた曲

あれは誰の歌だったっけ 思い出せないけれど

二人で泣いたよね


君に贈る言葉も見つからないけれど

返してもらった指輪は大切にしまっておくよ


好きだったんだよ 心から

君しか見えていないくらいに


こんなに苦しい思いをするなら別れる前

もっと君に

優しくしておけば良かった


もう戻れないよね 僕は聞いたけど

君は僕の腕の中 ゴメンね ゴメンねって泣くばかり


そんな純粋な所も好きだったよ 過去形になってしまうけれど

好きな人が新しく出来たのなら 僕の魅力不足だったと諦められるさ


でも 君は違うって言う ただ一言 疲れたのって

僕のせいなのかな 君しか見えてないつもりだったけど

仕事が忙し過ぎて 果実が腐っていくのに気付けなかった


今はしょうがないかな 君の選んだ道を行くのも

Final Love Song あれ誰の歌だったっけね


でもまた会えるよきっと 嫌いになった訳じゃないなら

リンク先が不明でも アクセス権が無くても 

コンピューターでは弾き出せない 人の持つ感情は


また恋したいな 君だけをずっと心の箪笥にしまって

いつかまた虜にして見せる


それまでちょっとしたハーフタイムさ

出会いも別れも 心臓がドキドキするゲーム


僕は待ってるよ いつまでも 君をもう一度この胸に


君だけが僕を救ってくれたんだ 

狂おしい程お別れが辛いけれど


あの時の涙はきっと二人のシンパシー

心配しないで まだ一人でもやれる


君と再び出会うまで 

僕はまた帰る当てのない戦いを続ける

君が頑張ってねって言ってくれたから 

さよならな訳じゃないよって言ってくれたから


心はきっと愛を捉えて回り続ける そして丸くなる

その時になったら傷も痛みも涙も全て忘れて

心の図形は一致するのを証明するさ 

シンパシーじゃない エンパシーになる

待っているよ その時まで Good By Final Love Song

何処かで聴いた歌に想いを乗せて再び蘇る


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