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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ゲンテンカイキ
823/900

おでん

でんでんでん おでんの季節

伝説の大根 コンビニ大繁盛

昔は屋台があってね 内地ではそこで一杯ひっかける

サラリーマンが沢山居た物さ


でんでんでん 北海道もおでんの季節

大通公園のとうきびの屋台もとっくに終わりを迎え

そろそろ雪虫が宙を舞う


でんでんでん おでんは御馳走

きんちゃく ちくわぶ お豆腐

でも北海道ならやはりつぶ貝を推したい


お慕い申しておりました コリコリとした食感

濃厚なスープの中で 海の幸 武勇伝


家族で団欒さ 温かいおでんを囲んで

やっとこの季節が来たねなんてもう風物詩


お父さんはビール片手に お母さんはこんにゃくハフハフ

子供の俺は昆布を美味しそうにしゃぶってた


寒い季節には寒い季節なりの楽しみがある


何となく思い出すんだよ 今でも 北海道と言えば石狩鍋だけど

手軽に出来るおでんはご馳走だったな さぁ腹が減った

ジャケットを羽織ってコンビニにおでんを買いに

一人暮らし ビール片手に 親父みたいになっちゃったななんて

ぼやきながらおでんをつまむ幸せ ああ 温かい


でんでんでん おでんは寒い季節のご馳走さ

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