美神革命
美神革命を今こそ起こす時
瀟洒な庭園で佇む最も美しい女性
誰なのか
こんなちっぽけな世界なのに
目移りしてばかり
美しい女性が多すぎて
僕も昔は無茶やった物だけど
今 衰えを感じるにつけ
どうしても女性のパートナーが欲しい
女心ってどうしてこんなにも難しいのかな
綺麗な愛だけを求めていた 詩を書き続けていたいから
君との出会いは救いだったよ 束の間の夢を見せてくれた
女性はやはり僕から見ればとても尊く儚い存在で
汚す事になろうとも 汚れる事になろうとも
愛を持ち寄って 悲しみを束の間忘れていられるのならば
それでも良かったんだ
美人薄命 争いの絶えない世界で 女性の産む力と死ぬ力は凄まじい
逝かないで欲しい ずっと傍に居て……
願いとも祈りとも違う 本能で 君の心の中に沁み着けばいい
白く 消えていく 雪の様に それがもし降り積もるならば 苦しいだろうけれど
それでも きっと 僕は 負けを認めないだろう
年老いてズタボロになって死ぬのは悲しいけれど この一つだけの命
もう 後一回輝かせて下さい 女神様 女性の味方をする訳じゃないけれど
やはり女性は何歳になっても難解な深海の様に捉えきれない
そこまで深く潜れない男達はみんな弱いから
美神の力を借りて革命を起こした様な勘違いを一生続けるのだろう