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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ゲンテンカイキ
819/900

大人のエゴ

僕らが共有出来る事 共通項 共通感覚

それは歳を取るという事のみ


誰しもが人生と言う荒波に飲み込まれそうになりながらも

闘っている いや もがき苦しんでいる 同じ意味だ


人生において勝ち負け等些末に感じるかも知れない

あの世ではみんな農民でもやっているのだろうから


それでもやはり勝ちたい 勝ち残りたい


それは温め過ぎた哺乳瓶のミルクは大人は飲めても

赤ちゃんには熱すぎると言う自明の理だろう


僕は 屑だよ 星屑 ゴミ箱の中で光を放っているよ

こうせんと駄目やで何て事 無いから

大人のエゴはエコポイントみたいに優しくない


僕だって誰にでも良い顏はするけれど

やっぱり男 釣った魚には餌はやらない 朝の光をあげよう


コップに注いだレモンティーが冷める前に

大好きな君と何回キスできるだろう?

難解な問題に思えても 案外 正解は 絡めあった舌と舌 

気持ち良さなら忘れない


この惑星で再生するしたい気持ち 

時には破壊衝動が厄介な豚の猪八戒みたいにチャーシュー


美味い物は高い それは正しい 

夕焼けにはプライスレスのスマイルを 

それがスポイルされないマイルである事を知る


眩惑の過去を捨て去りワクワクする未来だけ見よう

きっと素敵な虹がかかっているから

そう世界に雨満ちる時 魔女は公開され 悪の本質を教える

そう世界に光満ちる時 美女は後悔され 貧した死を教える


いつだってエブリシングな事なんてある筈は無いんだ

僕等は非常に狭い世界でモニタリングされながら生きるラット


大人へとなった そう感じた時 微かな自信が生まれ

汚れてしまった そう感じた時 微かな寂しさが生まれる


いつまでも 忘れないで 貴方の歴史は0から積み上げられた

人を遊具(おとな)にする嘘吐きとは決して相容れない秘密に頼るしかないんだと言う事を

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