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人生の1%
どんなに腕を伸ばそうとも届かない
あの青空
どんなに掴みたくても掴めない
あの雨粒
頬を伝う涙 何が間違っていたのだろう
僕の夢は 壊れた 僕の精神も 壊れた
後悔ばかり 何か良い事ないかなと願うけれど
行動は秤にかけられない かけがえのない勇気
若い頃はなんでもがむしゃらだった
今もその魂は胸に息づいて居るかも知れないけれど
衰えていく自分の肉体が憎たらしい
負の連鎖ってのはあるものでツイてない時は
とことんツキがないらしい
どうせだからとスマホのカメラで撮った秋の澄んだ空
僕の手の中にはまだ温かい希望が息づいている事に気付く
何でもやってみなくちゃ分からない
花摘みも楽しい 飾るのも美しい
秋にはやはり芸術家の魂が疼くのだろうか
観たい映画があるから芸の肥やしかもと思うけれど
出かけるのがめんどくさくて居眠りしている僕は
人生の1%も捉えられていないだろう