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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
言いたい事は言おう
805/900

君と歩いた庭

沢山の花たちがお互いに主張し合ってる

木々は木枯らしに吹かれざわめき数多の

実を落とす


帰って来てくれたんだね 

この庭をまた君と歩けるとは思っていなかった


君はあの頃とは違う様で変わらない様で

それでも大人の女性の佇まいで微笑をたたえている


僕も君もお互い友情で結ばれていたけれど

僕としては君にはもっと心開いて何でも話して欲しい


鳥達が引っ越ししようとしている 

猫はトコトコと寒そうに歩いている


今は亡きお爺ちゃんが愛した庭は

昔と変わらず隆々と若々しく濃い緑


君はまだ結婚していないんだね

僕もまだだよ そんな話をしたっけな


君は突然僕の手を掴んで駆け出した

びっくりしたけれどその行動の記憶

頭の中にある


森の最深部に詩碑がある

子供の頃よく復唱したよね

僕は今でも諳んじられる 君もそうなのかな?


そこは絹の様に陽の光が真っ白に輝く

この庭で一番美しい場所 君は目を細めながら

僕にずっと前 子供の頃から貴方が好きだったんだよ

って言った


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