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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
My Mine
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ファーストキス

甘くて酸っぱい心躍るファーストキス

思い出してみてあの時のトキメキを

二度と味わえないから忘れないで

純粋だった頃の自分を 決して完遂したと思わないで


恋の終わりを知った日 涙は流れたけど不思議と悲しくなかった

誰にでもある事でしょう? 若かったからなんて言い訳は止めて


今は二人違う人生を歩んでる

波のように寄せて返す記憶を記録しても

ビデオテープじゃ擦り切れてしまうから

永久保存のトキメキとドキドキ いい加減忘れてもいいのに


大好きだったんだよ 君の事

だから涙は流さないって誓った中二

決めたのにベッドに突っ伏して夜中じゅう泣き 目腫らしたっけ


あの頃に戻れる訳も無い 恋に別れは付き物

君の事を愛してるとは言えない事情があるけど

今でも思い出すよ


交差した人生 楼閣の蜃気楼 夢のまた夢

最高でそして消えてしまった記憶 いけないよね


初めてのキスの味を忘れないで

君は目を閉じて 僕は息を止めた

思い出だけじゃ生きていけない 違う道を歩む二人も

唇と唇で結ばれたのならばきっと純粋な愛の形の一つだったんだね


忘れないよ 君の事

今でも好きだけど ただ思い出されるのは憂鬱な嘆きのキス

大人びていた僕と君じゃ背伸びしても距離が遠すぎるのは分かっていたのに 

メモリーは深く深い心の海の底


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