表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
My Mine
795/900

壊れたブリキの心

壊れたブリキの心

自分で抱き締めて温めて

眠れない恐怖と消えたい憧憬に


泣いてしまうのです

こんな筈じゃなかった こんな筈じゃなかった

だけどそんなのみんな同じじゃん そう思えるだけ強い


壊れたブリキの心

何の役にも誰の役にも立てない

放つ言葉に心が無い


泣いてしまうのです その後笑うのです

まるで多重人格の人みたいに 混乱して

僕の心 氷の様に冷たくなって 死んで


そして笑ってしまうんです

たった一人で苦しみに耐えられず

音楽を聴いても何も感じなくなっちゃった


探すのです 安住の地を 役立たずのブリキでも

温かく迎えてくれる世界を


喉が渇き過ぎて辛い

全ての楽しみを封じられて生きている意味なんて無い

死にたい でも死ぬのは苦しかったり痛かったりするから

仕方なく錆びついた壊れたブリキの心を

自分で慰めるのです 無限の迷路の様に

何処まで行っても見えないゴールを探して

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ