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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー10
791/900

憧れの女の子

貴方が羨ましい

恥ずかしい事を恥ずかしいって言える事


私 なんか ずれてる感じがする

女として ただ男の人に擦り寄って

依存して 女の仮面を見せてるだけ


貴方はゆるふわカールのツインテで

頬にちょっとチークさして 口紅なんかは使わず

それでもプリッとした唇は同性の私でも奪いたくなる

そして男の子の前では

何だかモジモジしてそれがちっともいやらしくないなんて


憧れるな 私は貴方を見ていると

つくづく恥ずかしい 羞恥じゃなくて含羞で

色々な人と付き合えど 何となくしっくり来ないみたいで

付き合って別れての繰り返しで


貴方は誰とも付き合わず ボーっと 窓際の席から

外の青空を見つめて 時折 イラストを描いている


孤独 感じないのかな? 彼氏がいるのかな?

そんな私のずるがしこい詮索を潜り抜ける様に

貴方は女友達と一緒に談笑するの 本当に羨ましい 


男の人に恥ずかしい時恥ずかしいって言えたらいいのにな

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