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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー10
789/900

ラストダンスを踊りましょう

天界の淵で出会い

地獄の隅で別れた


二度と会う事も無いでしょう

私達の愛情も 私達の歴史も

風化していくのでしょう


二人はいつも一緒に居たけれど

友情で結ばれて激情でさよなら


貴方も歳を取ったね

私も歳を取った 

お別れの言葉なんて要らないけど

ラストダンスを踊りましょう 

小鳥のさえずりの様なキスを交わしながら


もう会わないと決めた二人

死んで生まれ変わって魔法の様に何度も恋したけれど


それももう終わるのね 私達もう疲れ果てている

死ぬ事を選ぶより 生きている強さを信じてるから

貴方とはお別れ もし出会えたらあの日のままの二人でいたいね


若かりし頃の 純粋だった二人

汚れ切ってしまったけれど貴方を愛して愛されて

良かったのかもね


さあさよなら ああさよなら ラストダンスを踊りましょう

傷付いた心埋め合わすように


心が救われるならば せめて無限の彼方まで

一瞬の夢の様なラストダンス 血の色は同じ赤

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