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傷だらけスターダスト
傷だらけスターダスト
星屑の嘆き 孤独な鳥達は歌い
やがて墜落するように死ぬ
あの星達もやがては消える
僕等は星屑の嘆きを聞く事が出来るかも知れない
耳を澄ましてご覧 夜空の下
ほら今命を終えようとしている
最後の瞬きが見えるだろう
不意に夜空を見上げたくなって
あの日の星を探してもそこにはもういない
宇宙は生命を精製するわけではないけれど
僕等人間の夢だ 夢想する輝きをこの手に掴みたくて
傷だらけスターダスト 今夜も泣いて居るのか?
外は雨 今日は星が見えない
秋雨の冷たさの様に
星屑も宇宙の理に凍り付いているのだろうか
嘆いても始まらないから せめて流星に願いをかけよう