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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー10
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傷だらけスターダスト

傷だらけスターダスト

星屑の嘆き 孤独な鳥達は歌い

やがて墜落するように死ぬ


あの星達もやがては消える

僕等は星屑の嘆きを聞く事が出来るかも知れない

耳を澄ましてご覧 夜空の下


ほら今命を終えようとしている

最後の瞬きが見えるだろう


不意に夜空を見上げたくなって

あの日の星を探してもそこにはもういない


宇宙は生命を精製するわけではないけれど

僕等人間の夢だ 夢想する輝きをこの手に掴みたくて 


傷だらけスターダスト 今夜も泣いて居るのか?

外は雨 今日は星が見えない


秋雨の冷たさの様に 

星屑も宇宙の理に凍り付いているのだろうか

嘆いても始まらないから せめて流星に願いをかけよう

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