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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー9
782/900

秋(闘凍)

夜の静寂を破る様に雨がシトシトと降っている

それはハーモニー またはシンフォニー


心地良く寒い 秋の訪れ もの悲しくなる

もうすぐいつも通る街路樹の緑も赤や黄色に変わるのだろう


紅葉って人生っぽい 青々としていた頃 涼しげに顔色変える事無く

やがて衰え 色が抜け枯れ落ちていく そんな事に風流を感じたい


いつかのメロディも いつかのトラベルも忘れてしまったけれど

僕は生きていく この季節を幾つも越えて


やがて寒い冬が来る 北国の冬は長くそして厳しい

生き残る為の試練かも知れない


それでも人はなんのかんのと楽しみを見つけて遊ぶ

僕も子供の頃はそうだったななんて思い出しながら


なんか今は疲れちゃってるけれど悪い風向きが続く訳では無い

だけどその為にはね努力が必要なんだよ


吹雪に負けちゃダメさ 北国の人々の団結力で

また冬に闘いを挑む 来年も美しい秋の紅葉を見たいから





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