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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー9
778/900

木枯らしの中で

秋めいてきた九月

君と出会った季節

コンビニのおでんも始まり

木枯らし吹きつける


愛の為に殉ずれるのならば

幸せだと思っていたあの頃

だいぶ年を取ってしまった

君との思い出も紅葉の様に

ますます色鮮やかに光りて


断ち切れない未練は

炎と呪いとなって降り積もる雪の様に

僕を寂しくさせるのだ

九月は何となく寂しい


絶対零度の冷たさで君は僕をふった

出来るなら全て忘れたい恋心よ

君との思い出だけがますます鮮やかに光りて

夕空に涙する


思い出した恋心

泡のように立ち消えた

忘れてしまったと言えば嘘になるが

愛犬との散歩も木枯らし胸吹き抜ける


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