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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー7
765/900

肥大化

僕だけなのだろうか?

この世界が肥大化していずれ破裂する

そんなシナリオを思い描いているのは


色んなものが溢れすぎていて

有り難さと言う物を僕は感じない


配給の白米に塩を振りかけて食す

そんなのが本当の幸せだったのかな?

争いと貧困の中で唯一の希望(ひかり)

食べられると言う事


豊かになり過ぎて何でもできるけれど

人は鎖に繋がれて自由を見失っていると思う


何でも好き勝手出来る事が幸せじゃない

それはきっと木漏れ日の下で昼寝するような

穏やかな暮らしの中にあるんじゃないかって


平和な事は素晴らしい だけど

恐れる事なんて無いのに毎食毒を盛られている様な

この不健康さを金が埋めてくれるの?


肥大化 

もう収拾がつかないけれど 

つまらない人生でも僕は自分で自分に勲章を上げたい 

頑張って来たから そしてこれからも頑張る 

毎秒毎秒変化する

この肥大化した世界の中で 溺れてしまわない様に


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