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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー7
760/900

シャボン玉

虹色に輝くシャボン玉を

追いかけて どこまでも走った


弾ける様に笑って 子供は子供なりに

悲しい事があって それは割れて悩む


時折忙しさにかまけて

昔の事なんて思い出す事も無くて

何か今の現状には満足できなくて


記憶している思い出なんてほんの僅か

それでも両親に望まれて産まれて来た事が嬉しい


何も返せていない すっかりめんどくさがり

ただ 両親にはいつも笑っていて欲しい 

シャボンの様に弾けない様に ずっと我慢している

僕が我慢する事で少しでも苦しみを取り除く事が出来るなら


旅立ちの日まで 僕は笑っていよう

悲しい事ばかりの人生じゃなかった

遠くからでも見守ってくれて思いやってくれて

こんな僕を育ててくれて 昔の思い出は思い出のまま

何時までかは分からないけれどもっと一緒に笑い合いたい


お別れなんてさ 突然なんだ だから今が大事

シャボン玉はそれを教えるかのように弾け飛ぶ



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