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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
厨二モラトリアム
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今は甘えていてもいい

一人になってしまう前に

今は甘えていてもいい

未来なんて見えなくてもいい

甘い甘い恋の記憶 刻まれていくから


別に僕は大人ぶるつもりも無い

そんな生き方つまらないから

人はいつか 希望と言う名の光に包まれて

将来という列車に乗り込み 永遠と言う安らぎに回収される

君が思うより世界は奇跡的だ


甘えの構造 いつまでも子供でいたい心情

分かるよ その答えは寂しさだととっくの昔に気付いてる


でもそう決めつけるには この世界は裕福すぎるのだ

一体なんで欲望を押さえつける?その問いはメジャーじゃない


人は結構好き勝手やって生きているものだよ 大人だってそうだ

正義とか愛に縛られて 動くたびに苦痛を味わう それは無意味


楽しければいいじゃないか 

でも僕は最近それを赦せなくなってきている

自分勝手な思想だと いずれしわ寄せがくる予感がする


モラトリアムも過去の話だね 大人なんだから出来るでしょ?

誰の声? 分からない 母親の記憶だったのかな 

そしてそれも蝉の鳴き声の様にすぐに消えてしまう


もし君が不幸でこんな世界なら 壊れてもいいと思うのは誇大妄想

引き篭もってゲームでもしていなさい


平等ではない 理念で人は動かないから説明はしない

食って眠ってHして そんな普通の生活すら送れない人がいる

僕もそうだけど 


僕は残念ながら理念の塊の概念だから 別にどうでもいいんだ

甘えられる時に 甘えたい人に 好きなだけ甘える

そういうのを馬鹿にするのはまだ若い証拠なんだ 強くあれと言われても

僕はもう真実を研究するのに疲れたのかもしれないな 甘えられる人もいない 

ただ人には美しい天国が待っているのだ

あまり神様を待たせるのも申し訳ないかも なんてね


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