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星空に願いをかけて
男ならば強くありたい
時限装置のカチカチは聞こえないふりで
涙はハンカチで拭けばいいけど
溢れて止まらないのは人が死んだとき
偽善者の仮面を生まれてきた時からずっと付けていたけど
誰にもばれないように上手く誤魔化して素直になれない僕がいた
星空を眺めていても流星はあまりにすぐ消え去ってしまうから
願い事をする暇もない
宗教だって結局は金もうけのためなんじゃないかと疑ってしまう
凝り固まった思考の脂肪解かせるのは熱い熱だけ
もう消えてしまいたいという強い願いも暑さの心地よさの前に
薄れて夕暮れどうしようもなく鬱になる
生きていくという事 スイスイ水泳のように流れていく人も
麻酔がかった睡魔に襲われている人も
生まれたからにはなすべき事がある そう信じたい
それじゃなきゃ愛の結晶はどうしようの衣装選び
女でも男でも自分を磨く事が大切
原石がダイヤになるかどうかは結局自分次第
したい事 やればいいじゃん 金ばっかがすべてじゃないんだから
もう一度星空に願いを込めてみるよ
信じる事からすべてが始まるかもしれないから