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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
クロス+ジャンプ
739/900

Love Pressure

愛されるのが怖かったのかもしれない

自分に愛される資格など無いと思っていたから


ヤマアラシのジレンマ

愛は痛みを伴う凶器と時に成り得る


期待に応えたい 女性は神様だから

気持ち良くなってほしいとその一念で

僕は君を大切にしてきたつもりだった


だが八方美人は浮気と一緒だ

君は相変わらず側に居てくれるけれど

前とはまた関係性が異なって

愛する事も怖かったのかもしれない


とっくの昔にこころは壊れ

迷子になっちゃってたのかもしれない


幻を愛した僕を 出来ればけらけらと笑ってくれないか

どんな笑い声も 今や僕に届きはしないけれど


君は跳んで行く お城のてっぺんの王子様に恋してる

そうさ 僕は 臆病者の情けない子豚さ

君を今 解き放つ時が来たんだ 悲しくない訳ないよ

辛いよ 昨日と今日ではまるで違う日々に疲れ果ててしまって

僕は とある 選択にすがろうと思う


宗教とか政治とかはあまり問題じゃない

距離だって外国に居る訳でも無い それでも


気付いて欲しかった 

僕が愛を求めて重圧に耐えていた事を

人間愛とか 揺らぎ始めているけれど 

蛍の様に夜を照らす君を思うと

人の生き死には結局自分自身で答えを導き出すしかないんだ

そう思う


さようなら さようなら 歌を歌うよ ラララ

眠れない仮初めの平和の世界 悪夢に苦しみ現実に苦しみ

最期を少し思うだけで吐き気がする


君は本当の君でいてくれればいい Love Pressure

恋じゃない愛は 時に深海魚が醜く破裂するように

残酷だったりするんだ もう傷だらけ 動けない

穢れてしまった種を射出する 森の中の丘に捕らわれた針

汚れながら潰れない様に 


皆探している美しい物は高価で

僕にはとてもとても買う事は出来ないけれど

あの夕焼けだけは タダで僕を癒してくれるから


巡り巡る時の中で君に出会えて本当に良かった

本当に良かった いつかPressureはPleasureに変わるさ

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