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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
クロス+ジャンプ
737/900

アサガオに朝露+流れ落ちた涙

真夜中ふと目覚める

頬に一筋の涙の痕 何故?


夢を見ていた 悲しい夢だった

コーヒーをマグカップに注ぐ


眠れないよ 眠たいのに

みんなこんな夜を越えているんだと思うと

人生ってなんて寂しいのだろうと悩む


ずっと続くのだろうか いや真実は恐らく聖典の中

暗い部屋の中で 死ぬのが怖くて震えてる 自分が 他人が


人生は糸の様な物 絡み付いて来る そのうち収拾が付かなくなる

身体を縫い合わせ 自ら因果の中に囚われて 呪われている 何時の間にか


明けない夜は無いけれど お腹が空いた 優しい言葉だけじゃ満たされないから

今日も何処かで銃声が轟く 希望なんて持つ事すら許されない人々


神様はこの青い地球(はこにわ)に何を求めたんだろう?

僕等はパズルのピースなのか だったら何時か完結するんだろう


ほらまた悩みがループしている 温かいスープを飲む

少し安心する 未知の物は暗闇の中 道標も無い

見違えた 自分の顔は 衰えて 老いを感ぜずにはいられない


僕はそれが嫌だ でも 笑顔は多分何時でも何処でも

人間の一番美しい心の発露だ 

朝露に濡れた アサガオの様に色取り取り 艶やかに散っていく

それならそれは希望なんじゃないか そんな答えを導き出すけれど

(かぶり)を振って 布団をかぶる モフモフする ゴロゴロする


また季節は変わっていくんだ 後なんか詰まっていて戻れないよ

それが悲しくて泣いて居たのかも知れない 季節も時も越えて君に逢いたい


やり直せるのならば…… 

失くしてしまった幸せな笑顔はそこに有るのかも知れない


その日を待ち望んで 流れ落ちた涙をアサガオに注ごう

僕の命とプライドも祈りと共に




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