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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Sunshine
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季節は僕達を変える

ふわりふわり

そろりそろり

おわりおわり


貴方に会いたい 死ぬ前に 一度は


ふわりふわり

そろりそろり

おわりおわり


あっという間に過ぎ去ってしまう


もっと大胆になれよ

服を脱ぎ捨てて その身体を見せてみろよ


生きている事 それだけで最強

死んでしまった人 呪いが最凶


追悼されなかった人は 何でなの?

金か?名誉か?知名度か?


みんな同じ命 円環の繋がり

メビウスの輪 全て摩訶不思議


降り注ぐ 雨粒 晒されながら

石はいずれ砕け散る


どうして? 問いかける子供

答えに窮する大人 創造主ならば責任を取れ

例え我が身すら思うままに行かぬとしても


自分勝手に生きても 人の為に身を捧げても

結末は同じ だがその生きたプロセス プロテクト

鍵はどこかに放り投げて来たから 

泣く泣く玄関の前に佇む そんな幼少期


今だってさ 暮らしはろくなもんじゃないよ

ぐちゃぐちゃのもんじゃ 失敗ばかり


熱々のうちに食すのさ 何なんだ この訳の分からん変換は

時が全てを解決してくれる うん そんな暇じゃないよ


新幹線の様に一本の生を駆け抜けろ 流した涙も夏の暑さに沁みていく

負けても良い 止めるな 勝つまで


また冬が来るね 

どうしてこんなにも季節が過ぎるのが早く感じるのかしら?


心の芯から冷える 温かな愛情が欲しい

いつかは花も散る 金色の稲穂が実るまで

あの黄金を目指す 全て盗み取る様に卑屈に夏を楽しむ


タイムリミットまであと少し それでも震えないよ

勇気の翼で飛んで行くのさ 空には境界も国境も無い筈だ

人間が勝手に決めたルールに従うな ムカついたなら

走り込め 汗は心の涙だ 好きな人に好かれればいい

嫌いな人には嫌われても良いと論語に書いてあったけれど

そんなに簡単にいくかな?


限界まで走れ 頭でっかちじゃ眩暈がして仕方がない

夏を楽しめ はしゃげ 踊れ プロミネンスの輪をくぐれ

ライオンの様なハートでハードに


ふわりふわり

そろりそろり

おわりおわり

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