表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ソウゾウ
720/900

七つの夕べ

七つの夕べを越えて僕等はやっと会える

星空を分け合って 同じ空見上げて 悲しみを分かち合って

やっと会える


君に電話しようかなと思う時も 君は忙しいから

何とか寂しさ堪えて 次会う時どんなに楽しいだろうか

そんな事で 記憶を呼び出して 待ち遠しい事 言葉では言い表せない


七つの太陽 七つの月 七のつく日

その日は二人の付き合い始めた記念日

どんな記念碑よりも素晴らしい思い出の日


君はホントに忙しいから 

僕も手が離せない仕事があるから

週に一度だけ逢瀬を楽しめる 

ホントは毎日会いたいけどそんな風に甘えていられないから


いつかこの日が結婚記念日に成ったら素敵だななんて

短冊に細やかな願いをかける


今日はパーティーしようよ お酒をいっぱい呑んで

お互いの嫌いな所修正し合って お互いの好きな所賞賛し合って

一日は長いけれど 楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまうから


今日は 特別な意味を持つ日 

いつか君と結ばれます様にとも短冊に書いた

一体何個お願いするんだってくらいいっぱい書いた

笑っちゃうほど それくらい愛しいんだって君に気付いて欲しいから


織姫も彦星も今頃 

お互いの顔を久しぶりに見て案外忘れて無い事に驚くだろう


僕だって一秒たりとも君の事忘れた事無いよ

君はどうかな?僕と同じだったらいいな


お酒なんか普段呑まないから 君と一緒に呑むのが楽しくて

ゴメンね 先に寝ちゃった


朝 目覚めたら 酒瓶が全部空いてたのは 来年の武勇伝にしようね

それまでに結婚したいな


また 七つの呪縛が始まるけれど 頑張ろう 何でもいいからさ

また 君と会える その喜びを踏みにじる様なまねは絶対しないと誓うから


僕等 無敵のカップル 誰も何物も入る余地の無い

これからも楽しいお付き合いしようね


でも織姫と彦星 困ってないかなぁ それが心配

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ