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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ソウゾウ
719/900

最期の言葉はありがとうであって欲しい

全ての魂が天に帰ります様に

そこはただ風が吹き抜けるだけ

今生きている僕等にしか出来ない事がある


命 その正体を掴めるか

証 君はそれを示せるか

灯 爛々と強く輝けるか

血 滞りが無く流れるか


僕等が逝く時は きっと一人ぼっち

それでも寂しくないよ 沢山の思い出があるから


死んだとて無になる訳じゃない

そうじゃなければ命の終わりに意味を見出せないじゃないか


最期の言葉はありがとうであって欲しい

涙で飾り付けたネックレスそっとLove Sick 明日へと繋ぐ

物語が始まります様に 輪廻 そこに命の輝きを持つ宝石がある


見送る人も 見送られる人も 安寧であってほしい

僕等は産まれてきて 僕等は死ぬ


悲しい事だけど また新たなストーリーの始まりだとすれば

涙で飾り付けた 古ぼけた歌で とぼけて 深く 奏で


歴史は積み上げられていく 悲しみも喜びも辛い事からも

解放されて 何時か生まれ変わるまでほんの少しの間お休み


愛すべき家族に見守られていたから世界は輝いていたんだ

人は一人じゃない


ごめんねじゃなくありがとう 天界への旅路は苦しいかも知れない

だけど君の一番大切な人に見守られて旅立つのだ 寂しい訳が無い


僕等には安らかに生きて 駆け抜けて そして安らかに眠る権利がある

魂が一つになって生きとし生ける物達を照らしだして下さるように祈る

それは神の仕業 

そして人として 正しく生きた人への祈り 正しく生きた人の祈り


誰もが誰も恐れるけれど 一度限りの事さ 

心配したってしょうがない

健やかな眠りと 美味しい朝食が出れば幸せで 後は運任せ 

そんな生き方が人生を燻らせる


どうかまだ死なないで 例え死にたくとも

貴方が死んだら宇宙の損失だし 貴方の死の意味する所は宇宙の崩壊だから

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