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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
希望を求めて
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意味と意義

それぞれの意味を考えていた

それぞれの意義を考えていた


まだ幼い無駄な時間は

針が飛ぶレコードの様に繰り返されるのか?


それでも良いと思える程 

デジャブの波に飲み込まれるのならば


寝ながら見る夢が現実になる位のリスクを伴うのだろう


絶対なんてありえない それが絶対

相反する空間の青黄赤 足すとしたらば?


そう静脈血と動脈血があり僕等の身体を駆け巡っているから

白だろう あの雲の様に蒼ざめた白


無垢であると言う事は希望であり絶望でもあるなら

その病を治せる医者よりも 自分だけの家族を頼りたい


結局は全て流れ出す 綺麗な物も汚い物も

それを恐怖していたら何も出来なくなってしまうから


前へ進む事 怖くなったら 後ろを見てみて

ほら君の影はちゃんとあるよ


祈りは届かないとしても

願い続ける事に意義と意味があるのだと思った


飛車や角のように縦横無尽に駆け抜けられなくても

亀のように ゆったりとした気持ちで歩いて行けば

いつか辿り着く安息の地はあると言える


それは公園のベンチだったり 

恋人同士が手を繋いでいるのを見たり

面白いアニメを見た後だったり

安らぎって言葉通り安くても素晴らしい

生きている事が素晴らしい


一人ぽっちでもいいさ 君だけの世界を作ろう

積み木の様にアンバランスで ポーカーの様に必勝術


えいやこらさっさと 声出して 演歌聴く晩年

酒があれば幸せなんて 全くもって意義も意味も意味と意義を無くす

それが老いだ 悪い事じゃない


何時までもお元気で 押し花を添えて暑中見舞い

お互い様の精神で 僕等は見えないところでこころで繋がってる


だからお別れも怖くないさ 思えば思うほど辛くなるのなら

いっそ 

いっそうの 

いっしょうで 

ただ前向き そういう気持ちになる事ある


言葉だけで伝えられなくても 愛はそこに佇んでいる

君を待っている 翼が生えて希望の色に変わる


それが世界だ 君だけの世界だ 終わらない世界

怖がらないで 一歩目を踏み出せば夏の霜柱でなくても風鈴で涼めるから


金も銀も銅も 色が違うだけさ 誇りに思っていいんだよ

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