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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
希望の真光
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ふと漏らしたため息と神

ふと漏らしたため息が

夏の風にさらわれていく

得体の知れない何かが脳内に住んでいるかのようで

分裂していく心 何も心配事などないのに


何だか疲れている 歳のせいだろうか

強い刺激が欲しい 例え壊れても


君との情事 許される物ではないけれど

どっかの誰かさんに痛くもない腹を探られるのも嫌だ


何だかぼんやりしていて 生きている充実感が無い

お日様は今日も昇ったのに恨めしく心は晴れない


ふと漏らしたため息で土砂降りの雨が降ればいい

濡れ鼠の様になって やっぱり家に引きこもりたい


職歴も無いような 安牌野郎はアンパイアも裁かないだろう

生活はいつも逼迫していて ダブルパンチで病気になった


とにかく いつか終わるこの命をもう一度若かりし頃の様に

全てが美しく 全てが気持ち良かった あの時代へと回帰したい


もっと光をくれ それは何度も言っている

輝いた 黄金 もう六月だ 金の稲穂が見られるのもすぐだろう


ふと漏らしたため息で憂鬱が吹き飛んで行けばいいのに

梅雨時はどうしても気分が晴れないと言うか疲れてしまう


何か楽しい事 見つけたかい?

そしてそいつは知り過ぎて殺されるんだ


頭が良くて 元気な人でも殺されちまうんだ

何の理由も無くとも


みんなみんな無力な神様のせい

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