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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
もうダメなのね
690/900

生存の可能性の無い逃避程苦しい物があろうか

何時までも君の生命があると思うな

そしてみんなで一緒に行こう


ピクニック気分ではあっけなく遭難する

高き高き山を登らねばならない

努力よりも運だ 流れだ


それが無くなった時 それが滞った時

君には援軍など望むべくも無く孤立無援となる

だが人は別に人と関わり合いを持たなければならぬ

などという戒律は無い むしろ一人の方が気楽な人も居る


立ち向かえ レーザービームで攻撃だ

立ち向かえ マシンガンで口撃だ


自分と言うモンスターに喰われるな

生存の可能性の無い逃避ほど苦しい物があろうか

その無意味さに傷から傷へ塩を塗って痛み転げ

人は存在の実感を得る事が出来る


ありふれた言葉でも いいさ

声かけてやんな てやんでい

江戸の心意気は今でも生きている

地震 雷 火事 親父 冗談では無いよ


思い知れ ちっぽけさを

そして偉大なる物へ敬意を

拗ねるなよ そんな難しい事言ってないだろ

仏間では正座しなさいくらいのレベルの話だろうに


逃げられないのなら 相手を殺るしかない

見えない恐怖を殺すならば こちらも心を閉ざせ

息苦しくなったら Say Wow Wow Wow


肩の力を抜いて 別に怖くないよ

不安にならないで 君と誓った約束だけが

僕を督促する もっと焦れよ


生存の可能性の無い逃避

そんなの無いよ 脅してゴメンな


何時までも君の生命があると思うな

そしてみんなで一緒に行こう





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