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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Beyond the tomb
69/900

KARMA~業~

この重い荷物カルマを全て捨て去って僕は旅に出る

まだ見たい風景があるから 人生設計に失敬 下らない


君の涙がダイヤモンドダストとなって僕に纏わりついても

ネビュラチェーンにはなれない 君を捨てる訳じゃない

元々僕の物ではなかった だからBye Bye 言う必要も無い


フェニックスは大気圏を突き抜け 星となった

ドラゴンは激流を駆け昇り 果てしないひなげしになった


飛行機で船舶で車で気球で 何でもいいんだ

ラクダの瘤に跨っても 

ロバの尻を鞭で叩いても 

天馬ペガサスで飛び立っても


僕はこの重い荷物カルマを捨てたい

いや詭弁は止めよう 逃げたいんだ 死にたい気持ちから

愛はちっぽけで 一口で食べ切れてしまう だからもっと欲しくなってしまう

愛は麻薬で 効き目が切れてしまう だからもっと欲しくなってしまう


全てを捨てれば幾千人の中でただ一人 選任される 神から天使と言う役割を

それは恍惚だろうさ 旅立って 叶える 見つけた財宝は全て僕の物


君が泣いていて その涙が ムーンライトの嘆きから産まれた 

小指の骨だとしても

そこからは 遠く離れている僕等 共鳴出来ないし 何も産まれない


ゴミ屑も虫けらの死骸も全部拾っていく 

塵一つ残す気は無い 喰えるものは全て喰らい

ラブジュースも飲み干す 

悠々自適に 優勇無敵で 完全無欠の 信念完結さ


人生一度きり 最初からLast Travel 勝ちも負けも無い 価値が無い 

だから行こう 君が泣いても


僕はこの重い荷物カルマを捨てたい

いや詭弁は止めよう 逃げたいんだ 死にたい気持ちから

愛はちっぽけで 一口で食べ切れてしまう だからもっと欲しくなってしまう

愛は麻薬で 効き目が切れてしまう だからもっと欲しくなってしまう

でも君の事 君の涙 君の温もりは忘れないよ ボロボロの袋に入れてしまうには

余りにも惜しいから 置いていくんだ それを分かってくれ 

真実ほんとうは君を今も愛している 無理に心中したくないだけ

それだけさ

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