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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
あんのううん
681/900

Go!

Go!Go!Go! 行くんだ

Go!Go!Go! 進め


闇を切り裂いて光の差す方へ

君が正義だと信じる方へ 

君が真実だと信じる方へ


生きて 欲しいの 不安でも

その煌きを掌にしっかりと握りしめて


生きて 欲しいの 苦痛でも

その宝石を掌にしっかりと握りしめて


ただがむしゃらだった

若さに自信を持って怖い物など無かったけれど

今は何か得体の知れない不安に支配されそうになる


刺々しい言葉に傷ついて 

乱暴な論理に引きずり回されて

心がバラバラになった 

そこかしこ傷だらけ 薔薇の園は甘い死の匂い


飛び降りる 高い所から 君が正しければ

浮遊する事も可能だ 生命の神秘に目を凝らせば

不可能等無い事 嘘だと思うなら耳を澄ましてご覧よ

神のお声が聴こえるはず 加護されているのだ


例えばタイトロープを渡るとして命綱が無くては不安だろう

だけどそれを軽々とやってしまう それも奇跡の一つ

練習なんて何の役にも立たない命懸けの勝負


ひり付く 心臓が高鳴る Go!

泣きそうな程心細くても自分を信じる事

そこから全ては始まるんだ 一歩目を踏み出して


車だって空を飛ぶかもしれない

未来の事は誰も分からないけれど

僕らがこの世界に生まれ落ちて来てから

人間は不可能を可能にして来ただろう?


大丈夫だ 己の道を切り開け 

何も出来なくてもいいさ

人を疑う事もあろう だけど 

命がある限り僕らは一種の信仰を持っている


ただ進むだけ Go!Go!Go! 行くぞ

音速の銀河鉄道が星々を巡るよ

ほら今日もあのハーフムーンの周りを回っているのさ

見えない物でも君にはまだ見えないだけ


旅立ちの準備は 出来たかい?

人生は旅 決して戻る事の出来ない旅

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