表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
あんのううん
679/900

死にたい理由など無いけれど

死にたい理由など無いけれど

それが自由ならば憧れない事も無い


だけど折角生まれて来たのだから

死にたいなんて思わないで


うん 分かってる 人にはそれぞれの事情がある

精蝋拍子 悲しみの灯篭 枕飾り 白い布


語彙の貧困に悩んで 詩を紡げない

悩みは悩みを呼び 笑えなくなる

だけど楽しい事なんてね この世にはそんなに無いよ


死にたい理由など無いけれど 貴方には死にたい理由があるの?

それは正義のためかしら? 違うなら生きなさい


凡人が出来る事なんてほんの少し 

身の程をわきまえていれば痛まないだろうけど

迫り来る最期の日に 後悔しない?


もっとやさぐれろ 大人ぶって黙るな

何時までだって輝いていて欲しい One night disco


はげない髪もペンキも無いさ 増毛どう思う かっこわらい

ましけなだ 北海道は元気です


躁鬱を繰り返す

時間を巻き戻せれば 子供時代の悪戯が蘇る 


いつまでも悪がきで悪あがきしたい物ですね

自由なんてさ 大人が子供を玩具にする為の楔

用意された服は やんちゃさどこ吹く風の正装


写真が燃えていく 思い出が消えていく

死ぬってそういう事かな?


自由なんてさ 泣きたい時に素直に泣ける心持ち

そういう子供じみた 幼さの発展だから大人になれば忘れてしまう


それでも束縛され抑圧され それが続いて

夜空の星を見上げる余裕も無くて それって辛くなくって?

今日は焼き肉にビールだ うん幸せ


お金がね 無いんです 

酒呑みの夫はラジオを買った妻をなじる

まぁ太宰さんなんですが 

彼は自由そうに見えて本質的には臆病なだけだったね


死ねば自由だよ だけどそんな自由 君はホントに欲しい?

自殺なんてちょっと待ってプレイバックの本質に反してる

いつまでも若々しくいたい そういう事じゃないかしら

人間が生きていくうえで 大切な気構えって

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ