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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
恋に恋して
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大好きな君がもし死んだら

君も僕もこの世界に生まれ落ちて出会った

それって凄い偶然だよね


今 僕は 思う 奇跡は必ずあるって

人間が生きている限り 希望は消えないって


大好きな君がもし死んだら

すぐには受け入れられないだろうね

だけど人は遅かれ早かれ死ぬから

泣かないかもしれないね なんて強がる


死んだら天使に成れるのかしら?

悪魔や魔女に成るのなら 地獄を覗くのは止めたいね


それでも僕も沢山悪い事したよ

小さな事から大きな事まで

反社会的なのは昔から 

この掌に握りしめた手榴弾

ピンを抜いて爆発するまで笑いましょうか

自殺をする人が後を絶たない異常さに


僕は思いやりが無い そもそも心なんて無いんだ

昔からそうだったわけじゃないけれど脇が甘いから責められて

疲れて心を無くしたんだ


もし僕が死んだら誰か泣いてくれるのかな?

うん 誰も泣いてくれないと思う 何故って聞かれても困るけど


確信めいた 妄想だが 僕は多分長生きする そんな気がしてならない

だがそれは困る 金が無いから 


大好きな君がもし死んだらと心配する位なら

いっそ心中しましょうか


君は付いてきてくれるかな

愛があれば大丈夫 そう自ら死ぬ必要よりも

自らを引き延ばす根性が必要だ


あいあいあい 欲しがるばかりで与えてない

さいさいさい 才能はあると信じてる

らいらいらい 嘘吐きの才能がね ここ笑う所


僕も君も死んだ時は 葬式は明るくやって欲しいよね

しみったれたのは嫌だな いやあ良く頑張ったなお前はって

言って欲しいよ


早すぎる死があったとしたら それは悲しみの針山

心が痛いよね 運命と言う言葉で片付けるのは簡単


明日が見えないから人間は不安を感じる

だけど今日眠る時 一日を思い出して 何も怖い事なんて無かったろう?

明日だって素敵な一日さ

そう信じていれば神様が守って下さるよ

きっとね 


君も僕も幸せになる権利があるから もう泣くのはおよしよ

僕まで辛いから 不安定な眠りに心すり減らしても腹が減らないなら

それは幸せな事だよ

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