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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
恋に恋して
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倒錯

人と人の愛 色んな形がある

全ては内包されたカオスと同じ

魂は愛によってのみ復活し

神が生まれる


そうさ 世界の理とは

僕らと決して無縁では無い

魔女や悪魔の様な存在しない物を信じるが

居ない事を知って 退屈するんだ


君だって思春期の頃 息を弾ませて

思い耽っていただろう

世界は一つでは無いんだ

何言ってんだと思われるかもしれないけれど

地球だけが別に特別な訳じゃ無いかも知れないよ


そうさ 恋する事とは

宇宙を内包するカオスと同じ

吸ったり吐き出したり恋も呼吸している

神の息吹がそこにある


でもどうして人は恋を隠すのだろう

素敵な事なのに 

猥談には興味が無い

ピュアな恋愛だけ 

それから先はまだ開かれていないドア


君も僕も父と母の遺伝子で出来ている

それ自体が倒錯した愛の結末だとして

恋していたあの子と彼の行く末は何処なんだろう?


恋から始まり 終わりも恋だ

倒錯した愛情も還元して濃縮すれば原点は恋だ


君だけが心を満たしていた あの頃に戻れるのなら

そんな事を夢見ている


漠然とした不安の中で あの頃の希望が叶う

そんな夢を見ている 君に恋し始めている

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