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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
夢の中で語れ
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命の価値

僕らは偶然にも生まれてきた

別に自分で選んだわけでは無く

望まれて産まれて来たんだ


幸せになりたいよね

折角生まれて来たんだから

僕もいつも思っている

だけどどうやら命とは

そんなにありがたい物では無いのかもしれない


幸せを掴んだ人はその幸せが逃げない様に

しっかりと拳の中に握りしめてくれ


運命論 僕はそれを信じないけれど

運命論 神の裁量なのかな

運命論 僕は神の存在も信じないけれど


限りある時の中で 僕らは何か残して

それを願って 頑張ってる


死んだら終わりだ 僕は天国も信じない

だがもしかしたらまた生まれ変わるかも知れない

それは虫けらかもしれない 嫌われ者になるかも知れない


だが人間の苦悩を考えれば虫や犬、猫の方が幸せなのかな

全ては心の赴くままに 自分のやり方でやればいい

一度きりの人生 僕は失敗ばかりでそして 今 自死すら頭の片隅にある


幸せになりたかったなぁ

これから良い事があるかも知れない

無いかも知れない 全ては可能性の一部

タイムマシンでも無い限り僕らは過去を再現する事は出来ない


でもだから楽しいんじゃないかな?

苦しみの中に 嘆きの中に 汚い水の中でしか咲かない

蓮の花がある


希望なんて叶わない 思い通りにいかないのも人生


命の価値とは 選ばれてしまった偶然と

生きている事の恐怖に負けないで生を全うする事じゃないかな


秤では計れない 全ての生き物の命を

大切にする そんな気持ち 綺麗事だけど

人生は儚いが綺麗な物なんだ


大切な命を精一杯燃やして 僕らは何れ消えていくんだ

それでも命を有難い事だと思える様に頑張るんだ

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