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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
夢の中で語れ
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浅き眠りに見る夢は

何だかなぁ 薬は効かない

寝落ち 浅き眠りの気味悪さよ

キャストはいつも同じで退屈さ


パソコンを点けていないと

なんだか落ち着かなくて点けっぱなし

微かな灯り 蛍の様な光

浅き夢見し 空の果て 自由飛行の思考飛ぶ


この世界で 眠らないで それで清々しくて

仕事して そんな超人がみんながみんなそうだったら

凄く面白くないかい?不夜城 今頃恋人同士は


何時間寝たかな?

夢がとてつもなく長く感じたけれど

実際はあまり寝ていない

疲れたし奥歯噛み締めていたらしく 痛い


気持ちイイよね 寝るのって

ずっと目覚めなければいいのに

楽な生き方だねって?

悪いかしら 人間楽な方に転ぶもんじゃない?


転がっていく 堕落していく 人を遠ざける

音楽は鳴り響く 闘争の鐘に弾丸が反響する

始まりは きっと 幸福な庭 終わりは枯れ果てた草地

浅き夢さ 人生なんて アクシデントの塊で 絶望したり

希望に夢を託して 裏切られて 自分の思い通りには決して行かない


だからこその自由 僕らはもう少しルーズでもいいのかもしれない

縛られたままで泣いているのでは生きた心地がしないだろう


こんな話がある 夢の中で大金を手に入れた男がそれを夢と気付かず

大きな買い物をして 借金で自殺したそうだよ

僕の作り話だけどね ほら笑う所だよ


タバコのせいで息が苦しい 死ぬのって滑稽な事かも知れない

でも僕らの人生には休息が必要なんだ 短い日常から長い永劫まで


飛び跳ねていた兎の首を絞めて殺す

鬱陶しかったんだ 人間でもそうさ 調子に乗ってる奴は目障りだ

殺すわけにはいかないから 眠らせる


浅い眠りで見る夢は万華鏡 楽しかったり 怖かったり

頭の中で音楽が鳴り響く 僕らは眠らないといけないんだ

アインシュタインじゃないから みんな今は眠りの中 僕や彼は不眠症

煉獄の鐘を弾丸が撃ち震わせる 開戦の時は今なの?


目覚めている 今なの?

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