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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
夢の中で語れ
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夢の中で語れ

黒い夢を見ていた

天国への門は淫靡に閉じたり開いたり


怖くなってきた 小悪魔

現実が意識すればするほど

夢の中との乖離 旅立ちやそれに伴う別れ


真実とか分からない 知りたくもない

ただ悪夢でも良い 

この世界は僕には優しくない


夢の中では雄弁なのに

悪魔はあくまで僕を黙らせたいらしい


黒い夢 その中で殻を破れない雛の様に

死んでいく


だが現実では生きてる 生活としては

生きているのか 死んでいるのか どちらなのか不明


そういう物は何れひび割れてしまう運命なんだ

悲しい位に涙が溢れて来て 目覚める すぐ夢の中へ逃げたくなる


死んだ方がマシさ

何時から歯車は狂ったのだろうか?


楽しいげんじつだけ見ていたい

そりゃそうさ 悲しい出来事ばかりじゃ荷が重すぎる

涙だって枯れ果てて コーヒーが頭の中でクリープとダンスする


眠りを妨げるものが多すぎて

辛いの どうせだから死んだ様に生きて 

そして何時か本能のまま 

嘘が本当しんじつになる

夢から覚めて死を見つめる 

怖い怖い怖いばかり もう壊れてる


でも救いなんて要らないよ

この痛みを抱き締めてこそ君を助ける事が出来るから

君の痛みを知る事が出来るから それが覚醒して

僕が初めてしてみたい そう思った事だから


もういいんだ 夢の中では 静かにするよ

語らなくても 夢は所詮幻以外ではありえない

今 生きていて それが夢の中に居るかのような錯覚で

体感が震撼しているとしても 僕はもう神の使い 神官せいなるものなんだ

信管を抜いた爆弾みたいに 

誰も傷付けないし僕も傷付くつもりも無い

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