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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
さようなら青空
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悲しい青空

空が青く澄み渡って居る程

悲しい気持ちになるのは何時からだっただろう?


ほんの少しのミスで人生が行き違うとしたら

なんて愚かなんだろう?


首を括った奇妙な果実みたいにぶら下がって居たい程

何か得体の知れない空虚な気持ちに

散弾銃を口にぶっ込んで弾け飛びたい 

そんな自暴自棄 やめなよ 人生楽して生きた方が正しいよ


自分で自分を追い詰めるの止めなよ

ただでさえ成功者と負け組の格差が開く時代

敏感肌じゃ荒れが目立つだけ


クレーマークレーマー OK OK

沖に漕ぎ出すように波音とオールの響き

苦労は絶えないよね だから自由が必要なんだ


子供達だって遊ぶ場所無い 可哀想

家の中でゲームばっかりして 僕らが子供の頃は

野球したりキックベース、缶蹴りそりゃ楽しかったさ

今の子供は外が晴れてても家の中 囚人みたいさ

新しいプログラムに呑み込まれて脳みそを改造されちゃって


僕は悲しい青空の下 ずっと悲しい歌を歌うよ

オワリ それは誰とも分かち合えない個人個人の問題

首を吊って奇妙な果実の様に天井からぶら下がるのさ

ダダイズムとは違う 運命から逃れる方法を見つけ出せ

それが戦いだ 酔いどれ詩人は今日も歌う


クレーマークレーマーなんかじゃないさ

ただ暇を持て余しているだけ


今日も青空だ 死んでしまいたい

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