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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
さようなら青空
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青空に光る月の様に

有り得ない事

人はそれを奇跡と呼び崇める

青空に光る月の様に

束の間の休息を


死んじゃいないんだ

それは喜びであり悲しみ


人間は基本辛いんだ

世界の裏側で輝く月の様に

鬼ごっこ


毎日が同じ事の繰り返し

退屈でゲームばかり

それも悪くない 楽しければ犯罪もOK


命なんてね 燃えて燃え盛ってすぐに消えてしまう物

だから僕らは毎日がアツい

太陽も月も死なないとしたら尊敬する


あの青空の青 僕を困惑させる コンフュージョン

だけど明日と今日の境目に答えは必ずあるから


自分を大事にして下さい

星の命からすればあっという間の人生は

悲しい程儚い 

だからもう他人も自分も傷付ける必要はないんだよ


黄色い月は危険信号

僕らの生きている意味が無くなって

いつか死ぬとしても

それは生きて人生に彩りを添えて

また還ってくる


理由は分からないけれど

僕らは生まれてきた

青空の元でひっそり輝く星の様に

密やかに 蕩けるのさ


また待ち望んでいる 永遠の命を 

それを笑う人は今幸せなんだろう


もう言う事なんてない

弱い自分を認められない悲しさを

青空にポイして 生まれ変われるさ


辛い事 悲しい事ばかりじゃノイローゼ

カッコ付けようぜ 魂が輝き出すのは

あの青空の元に光る月の様に

儚く また夜に出会う永遠

見えないだけで存在してるのさ


希望が無くても明日生きていれば

何か良い事があるさ

みんな苦しみの中でもがきながら

少しでも世界を良くしようとしている

そんな気遣いが 暖かな


夏の訪れを待っているんだ

また青春を越えて ヒートアップ


無視されたって へこむな

この世は 楽園なんだからさ


昨日の月も今日の月も

青空の中で夜を待ちわびている


その細やかな光が希望なんだ

僕らはいつか必ず死ぬけれど

何も恐れる事なんて無い 今を生きる事

夜のしじまに現れる突然の太陽に


目を覚ます 眠れなくたって

朝は必ずやってくるから それを信じて


青空の中でこそ 月は光るのかもしれないし


約束の地で逢おう 僕らは何かを成し遂げる為

まだ答えは出ないけれど 生きている 月光に照らされて


青空の中でも 月は死んでない

地球の裏側で今も光っているのだろう

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