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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
さようなら青空
653/900

八方塞がりの四角

刺客の死角を捉えて

掻い潜る都会の闇の中

車を走らせて俺は当ても無く

まるで夢でも見てるかのようにロデオ


カーラジオからは80’sのナンバー

斜めってるバンパー 退屈な視覚

この街は切り取れば八方塞がりの四角

高速をDown Down Down

気分はUp Up Up

まるで金塗れの富豪のガウン

溺れそうさ あっぷっぷー


猫の額ほどしか見えない夜空

コンクリートジャングルの中

アスファルト斬り付けるタイヤ

I'm Liar. I'm Tired.


星空にキッスを投げれば落ちてくる空

やっぱり四角 痛々しい程角張った流星


朝が来る 煙草を吹かす 僕は何処に行くのだろう?

このまま高速をドラッグでクリック出来るの?

音波になれ ドンパチは好きじゃない かつての抗争は

構想には入っていなかったけれど 生身の喧嘩は嫌いじゃなかった


また戻るのか それとも変えるのか そろそろ帰るのか

CRACKER'S BABY それが俺を仇成す敵の仇名


荷物を降ろしたならまた走り出そうぜ

どうせ青空なんてスモッグ警報でほぼほぼゼロ


いい大人がガキみたいに彷徨って トホホ

涙で濡れる頬 今夜も朝までこの八方塞がりの刺客から

逃れられないのなら いっそ眠らず走り続けよう そう思った

ざわつく心 胸のクロス 願いはいつか叶うだろう

走り続けるのならば


朱空は八方塞がりの四角 月なんて見えやしない

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