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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
焦がれ
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優しい人だねって言われたって

優しい人だねって言われたって

僕は僕を守りたいから棘の無い言葉で誤魔化してるだけ


良い人ぶってるけど心の中はタールの様に真っ黒

誰も助けてはくれないし 誰も助けるつもりも無い


暁は酷く苦しい 宵闇はやけに寂しい


心の在り処なんてさ 自分でも分からない

そして他人ならますます分からないのさ


だから人と人はぶつかり合いながら痛くない距離感を探す

心と心の壁が融解した時 身体も一つになれるから


清めたまえ 己の心を

克己心 越えて見せろその山を


偽善者の仮面付けて

ダンスホールで人形と踊るのさ

そういう生き方しか出来ない 

君もそうなら悲しいから一緒に踊ろう


優しい人だねって言われたって

僕は君に優しくしたつもりは無いけれど


誤魔化して ホントは女を乱暴に犯したいのに

手を握って涙流してお別れだねって言ってさ


壊れちまえ 全部 この素晴らしき地球ほし

どこがだよ 汚れ切って 我々人間が地球を何れ黒くする


魔女裁判やアウシュビッツ 悪魔の所業

でも油断しないで 僕らの心の中にも悪魔は住んでいる

澄んだ心で生きていくのは辛いけれど 

無理矢理でもいい 青空の様に行こう


君の期待に沿えないけれど 僕を見捨てないで

一人で産まれて一人で死ぬなんてさ 

そんな修辞 御託の類に騙されるな

人生は言っちまえばだるまさんが転んださ

人の見えないところで雄が雌を狙って寄って来る


だけど自分の心まで自分で傷つける必要はないんだ

君は 天使の生まれ変わり 綺麗じゃなくても愛は錆びない


優しい人だねって言われたら素直に喜べるような

大海の様な広い心でありたい ありがとうを素直に言いたい


Only you. Lonely you.

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