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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー6
622/900

真っ白

僕が僕であり続けなきゃいけない理由って何?

頭の中が真っ白だ 悲しい出来事は ある

だけど涙すら出やしない


心の真ん中に出来た大きな穴はきっと誰にでもあって

それを埋める為に愛情があると僕は思う


何で?って思う事ばかり 辛かった

僕は誰にも見えない白い人


天と地の境界線が無くなってずいぶん経つ

酷く呼吸が苦しいのはきっと僕が悩んできた歴史なんだろう


ありとあらゆる事に終わりがあるって事

それが嬉しいのか 悲しいのか 誰にも分からない


きっと運命って言うのは

単純な様でいて凄く摩訶不思議


僕は僕を辞めたいと願ったから神様が違う顔を与えてくれた

それで苦しみや悩みに束縛されるようになったけれど

同時に苦しみや悩みを近くに感じられる

それを乗り越える為に色を感じたい 色取り取りの


そして夢の扉を開くんだ そこに見たくも無かった過去の自分が

いるとしても もう一度 もう一度 この人生に色を付けたい


僕が僕でいなければいけない理由なんてきっと無いんだ

僕等は最初みんな真っ白なんだから

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