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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
ショートストーリー6
620/900

笑ってくれ 壊してくれ

硬い絆を壊したのは俺だった

お前とは生涯友達だと思っていた


ほんの些細なことだったんだ

俺にとっては


だってお前の彼女は


勇気を出して告白しようと思う

俺は日本が嫌いだ


みんな親切で優しくて

誰も虐めないで自分の中で闇を壊す


そう そんな世界だったら良かったね

阿鼻叫喚のこの世界 この時代


Fly High とんぼのように


帰り道自転車の後ろに君を乗せて

胸の膨らみと鼓動を感じる


君はそっと俺の上着の右ポケットに

写真を ああ神様……


別れの時が近づいている

君はあいつの元に戻って帰って来ない事

最初から分かってた


恋の甘酸っぱさよ その青き空よ


俺の青春と清純 噛み合わない 時間と時代

みんなそれのせいにして 

俺らもっと素晴らしい生き方が出来ませんかね


花が アスファルトわって わーって生えて来て

俺はそれを踏み付ける


容赦なんてない 取り留めのない言葉だけが

川の様に頭の中に響いていた


まぐわいがただ怖かっただけなのにね

臆病者の俺を笑ってくれ 壊してくれ

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