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花
道端に咲く花に名前を付けようとするけれど
それが酷く図々しい事の様に思えてしまって
だって花は咲きたくてそこに咲いているから
君の存在は僕にとって花だった
それによって君がありふれた存在になったとしても
一緒に見た空 あの青空は忘れないから
だから
必死で伝えようともがくけれど
きっとホントのありがとうはありがとうじゃ足りないんだ
いつか涙も笑顔も忘れてしまって 僕に逢いたくなったなら
逢いにおいでよ 全部受け止めるから 全力で受け止めるから
僕は僕の歌を歌うから 君は君の歌を歌ってね