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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Protect someone for you for a dream.
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The time and the clock which fear death when thinking of death, are usual 4:44pm.

The time and the clock which fear death when thinking of death, are usual 4:44pm.

呪われたように食い入るようにデジタル時計を見つめる。偶然にしてもあまりに頻度が多いのに辟易してしまう。誰もが誰も気にしていない事を馬鹿な僕はいつも考えていて頭から離れず痛みに耐えられず酒に逃げてしまう。生まれてきたことを悔やんでも母の胎内に期待出来る訳でもなく解体したい懐胎。


そうだ 僕等に唯一平等である事

普段は忘れ去っているのにちょっとした風邪でも

死んじゃうんじゃないかなとか心配する


だが生きている限り死は生から最も遠い所にあるのだ

心理的に それが途絶えた時に人は恐怖に震える事しか出来ないのか?

安らかではいられないのか? 

根源的な所で僕等は間違いを犯していないか自問自答した方が良い


偶然に理由を付けて怯え震えているだけ それが最も愚かな事

必然に名前を付けて喜びと共にある安心感に包まれる それが最も素晴らしい事


飲み干したワインが 飛び散る汗が 重ねた身体の温かさだけが本当

自由である事に人は困惑してしまうけれど足枷があるよりはマシだと信じたい

拘束された体では空の真実 ロゴスとパトスの対立を生むだけに過ぎないから

薬漬けにされ ろれつが回らず 涎を垂れ流し 真っ直ぐ歩けなくても


そして そして 人に 指差され 笑われても 我々は 死ぬまで生きなくちゃならないんだ!

午後4:44分 僕は破裂した……。

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