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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Beyond the tomb
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眩暈

雀の鳴き声を聞いていました

昨日は確かマッコリを4本飲んで気持ち良かった

朝 SLOWに起きた僕はテンションがLOWです

昔クイズHIGH&LOWという番組があったのを思い出しました


空は気持ち悪いほど真っ青で私も青ざめました

タバコを一本吸って冷たい水で顔を洗ったらすっかり

目覚めました 水の色がどことなく黄色っぽく見えたので

アイボンで目を洗いました


今日も明日も会社に行かなくてはなりません

私には家族もいないのに何故働かなければならないのでしょうか

守るべき物の無い僕に神様は力を注入してくれるでしょうか

そんな事を考えモサモサのアンパンを牛乳で流し込んでいます


全くもって全てがどぶねずみのように汚らわしく思ってしまうのは

私が潔癖だからなのでしょうか?

しかし昨日飲んだマッコリは袋に全部吐いたし布団はここ数年干していません

心の持ちようなのでしょう 一人は辛い 眩暈がします

恋人が欲しいななんて凡夫の私には壮大な夢なのでしょうね

今日も仕事が終わったら飲みます

まぁ文筆業なので朝から飲んでも良いのですが


一文字一文字と向き合って退治していくのは案外骨が折れるものです

私にはむいてないなと思いつつ他に出来る事も無し


今日も原稿用紙を破ったり丸めて捨てたり頭を掻き毟り服の肩口は

ふけだらけです

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