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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
雪降り積もる景色
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死にたいなら

死にたいなら死にたいって声に出して言ってみよう

たぶん少し気が晴れると思う


いつも笑顔で頑張り屋さんだった君が自殺して

僕は自分が過ちを犯したのに気付いたよ

君は永遠に帰って来ない この僕のせいで


もっと気持ちを伝えておけば良かった

君ともっとお爺ちゃんお婆ちゃんになるまで友達でいたかった


人は何時かは死ぬのです 

それを自ら早めるのはマルドゥック機関の様に実態が無いんです


直太郎も言ってるよ いっそ小さく死ねばいいって 

でもこれは自殺しろって意味じゃないんだ むしろ生きろという事

自分の中の弱いところを殺せって言ってるんだ


時間は平等に過ぎていく 

それだけが平等だ 

太宰もそういう事を人間失格で言いたかったのだろう

死というのは僕は平等だと洗脳されていたけれど

運命論から言えば全然平等じゃない

人それぞれ千差万別の死を迎える それだけ病気と言うのは辛い


だけど明るい歌だけ歌って生きていこうじゃないか

たった一度の人生 僕はちっとも楽しくなくて無責任な発言だけど

君や貴方の幸せをこの詩で祈らせて欲しい

僕なんて生きている価値が無い様な気がするけれど

死んだら悲しむ人も多いかも知れない


あの日のオーバードーズ 今は忌々しい父親が気まぐれで助けて

却って迷惑で苦痛を味わう羽目になったけれど

でも彼もいつかは死ぬから祈ってやればいいのかね?


好きとか嫌いとかもまぁ自由だけどあんまり差別しないで

人に優しくありたいなぁ


詩を書いている時 死を忘れる事が出来る

それはとても素晴らしい事 昔から国語だけ得意でほんとに良かった

いつかまた死にたくなるだろう 負けるかも知れない

だけどきっと神様が救ってくれるさ そしていつかみんな同じ骨になるのだから

その運命は決して残酷でも無意味でも苦痛でも無いんだ


僕等は天使だ いつか君の所へ行くよ

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