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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
雪降り積もる景色
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この厳しい冬に僕は負けたんだ

こんなにも沢山の人の応援があるのに

僕は負けた 負けたんだ 自分で分かる


憤りで吐血した 白い雪の中に

日の丸の花が咲いて美しい


果たして何時まで続くのだろう

この果て無き戦いは キンデルハイトの僕は

一歩も動かず ただ止まった時の中で君の額に

銃弾を撃ち込もうとしている


憎みすぎました 見くびっていました

だから負けたんだ


こんなにも強がりだけでやってきたのに

プライドがずたずただ

元々評価なんて無いのに褒めて貰えなくなった様な気がする

とても寒い 身体の芯から冷える


グロリアス 無縁 さらば光よ

雪の花は黒く染まり世界の終焉が始まる

僕の中だけの革命は吹雪立ち込める中行われる


人肌恋しい 寂しい 死にたい そんな事

感傷を手首切り付けた ためらい傷増やすだけ

とても人前には出られない 顏

青白く炎が燃える 蒼天の下で ただ戯れていた

それが勇気だった


僕の中だけの革命のトリガーは無視される事

最終的には狂気しか待ち受けていないとしても

僕はメロディでセオリーをぶち壊して行く


死ぬなら前にぶっ倒れろ 飲み屋でしこたま呑んだ後

八階の階段から飛び降りようと考えた事もあったけれど

怖かったし 眠かったから -100℃のダイアモンドダスト

キラキラ美しいから そのまま寝てしまった

それが永遠の眠りでしたら今の僕はいない

そんな事が何度も繰り返されたのです


果たして人生とは? 暇人の考える事はいつも愚鈍

良くない欲を捨て去ったら夢も希望も無くなった

それでもこの厳しく凍り付く冬を越えて必ずや

貴方の前に再び訪れ熱いベーゼで再会してみせる

僕の胸に躊躇いも無く飛び込んで来てくれた貴方と

一つになりたかった そしたら暖かかったのにね

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