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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
雪降り積もる景色
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雪の結晶

雪の結晶は一つとして同じ形の物は無い

それと同じで僕等の恋も始まりも終わりも違う


氷砂糖の様に甘い甘い記念日を

迎えられたカップルに盛大な拍手を送ろう

愛し合う事の素晴らしさをその不思議な縁を大事にしよう


美しき雪の結晶の様に千差万別なのが人の心 

それを尊重出来たならそれが愛なのかもしれない


時に孤独で辛くても 

君が笑顔を忘れなければ人はいくらでも寄って来る


たった一言でも良い 一日一回素晴らしい囀りをしよう

僕ももうすぐ38だ 知らぬ間に時が過ぎていた 冬将軍の様に

春も夏も秋も冬も38回越えてきた 

その過程は正にドラマティックだったけれど

僕もそんな強い人間じゃない 振り返れば失敗ばかりだった

だがこれからは目標に向かって前をしっかり見ようと思う


人間だれしも強くない 花の様に強く根を張る事は出来ない

だけれど 雪の結晶は一つではただの粉に過ぎない

しかし集まれば美しい雪氷だ 輝く宝石よりも美しいのだ


この厳しい冬 ふーふー白い息を吐きながら越えて行くのだ

一人じゃないよね 君には君の思い人が居て欲しいと願っているよ


春が来れば また 新しい命が芽吹く 

せめて誰か誕生日を祝ってくれれば心に喜びが溢れる

涙流さないで こんな使い古された言葉でゴメンね


でも君が僕にコンタクト取って来たら無視しないよ

必ずお力添えします


雪の結晶 の 様に 儚い物に憧れるのはもう止めた

降りしきる雪の中で 希望と名付けたその結晶をグッと握りしめた拳で

確かに掴む あっという間に消えてしまうとしてもね

それが次へのステップだと僕は信じているし 

雪の結晶の様に人それぞれ同じ人生は無い

だから希望なんて軽々しく語れないよね 儚さは嘘の上塗り

ほんとの強さはそんな物じゃない

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