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Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
Beyond the tomb
55/900

Soul Song(汚れた魂)

響いてくるのは若かりし頃聴いた名曲達


時代が後押しした二度と作れない珠玉の名曲


それはバブルではない


一瞬の夢の様に弾けない


昔は音楽は娯楽だった


寝そべってヘッドフォンして甘いキャンディが

とける様にじんわり愉しむ物だった


そして今は上っ面だけののっぺらぼうが

たくさん溢れこの曲好きーみたいなフィーリングで

すぐにダウンロードできる


何か軽くなっちゃったな もっと心揺さぶれないだろうか

ネタ切れなのか どこかで聴いたような曲ばかりで

ビートに乗れない


ヒートアップしたい Sun rise何時来るの?

夏ソング聴きたい 踊りたい 弾けたい


感受性の問題なんだよ

僕の心は擦り切れていくら徹夜しても

良い詩はもう浮かばないし

人の詩を見ても何も感じない


そもそも詩なんてとか言う議論は止めよう

ただ僕のボキャブラリーが貧困で何処かで見た事がある

でもそれはデジャブだよ

きっと君が昔聴いた曲の中に

似たようなフレーズがあったんじゃないかな

それで僕が責められても僕だって曲を聴いて涙する事もある


書きたくても書けない 居心地の良い場所 

要するに心静かな境地 それが無いから苦しい


逃げ出したいんだ この苦しい人生から

タバコを吸っても 酒を飲んでも 

イライラするばかりで白々しいんだ

お日様はキラキラ輝いているのに


実存の辛さ いくら議論しても 消滅するまで

この頭の中のザワザワは消えない


本当に死ねたら本当に死ねたら いやよそう

魂の輝きが燃え尽きるその時まで楽しげに歌を歌って

辛そうな顔なんて見せんな 男だったら


TVで歌ってる彼女 メラメラソウルを燃やしてる

僕もいくらか元気になれる


魂の歌 聴くたび 生まれ変れる気がする

Soul song もっと聞かせて

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