表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of poetry(詩の墓)  作者: 敬愛
魂はいつも震えている
549/900

アウフヘーベン

良弁をアウフヘーベン

末期を待つ気なの?まだまだあるさ

シールドの向こう側 憧れの宝石箱


行こうよ 地平線でも地球の裏側でも

まだ歩ける足があるなら

まだ掴める手があるなら

まだ光差す瞳があるなら

まだ話せる口があるなら


僕等は贅沢病であり貧乏性

いつもひぃひぃ言いながら

何故生きているかと考える 

誰にでもある事だろ


切り取った記憶の語録 

語り部はただ静かな口調で身体荒ぶり

溶けていくアイスクリームを

舐め取る事の美しさ


愛だけが全てじゃないさ

でも唄うなら幸せでありたい

奏で 響け 黒鍵と白鍵

そこに叶えられる日々を

黒煙の向こう側で発見したなら


雄弁にアウフヘーベン

生が学問じゃないのには理由がある

金だけが全てか? そうじゃないだろ

愛する為に法師は奉仕する 命尽きるまで


何事にも無関心であれば傷付かないけれど

何時までも俯瞰視点でも居られない この淫ら だらだら

零れ落ちる乳液に 化粧水は必須で 表現を失す


ありがとうだけで人が動けば 車輪は回りだし

水を称えるであろう 水を蓄えろ!


全宇宙が僕等を見ているとしたら恥ずかしいから

夜空のカシオペア 穴が開くほどに見つめたならば

隣に何時の間にか座っていた君にキスしたい


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ